My Fortnight's Dairy

ようこそ私の日記に。ダイビングや旅行を中心に思いついた事柄をつれづれに書き綴ります

2008年08月

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温暖化を加速させるガスとして、我々のイメージでは、
工場の煙突や自動車のマフラーからの排出される石炭や石油の化石燃料の排ガスに含まれる二酸化炭素ガスがまず思い浮かぶが、
炭酸ガスの21倍もの温暖化に悪影響をもたらすメタンガスについては、
その削減とかが大きく叫ばれていない。

地球温暖化をもたらすガスとして、
その影響度の63%が二酸化炭素で、18%がメタンガス、ハロカーボン類が13%といわれている。
 
温暖化を起こす要因のガスの内、約2割がメタンガスである。


メタンガスは地球に蓄積されたものとしては、
永久凍土や海底深くにメタン・ハイドレードといって、
膨大なメタンガスが氷のような状態で、閉じ込められており、世界中で発見されている。
その量は原油の2倍もと推定する人もいる。

だが、最近、北極圏の永久凍土が考えられないペースで溶け始めている。 
この溶けた永久凍土の中には、数万年前のメタンガスが閉じ込められていたのだが、

永久凍土が溶けることにより膨大なメタンガスが大気に放出され、更なる温暖化を招き、温暖化を加速する。

すでに加速でなく、温暖化が暴走し始めたと表現する人も多い。

ハイドレードとして蓄積されたメタンガスは化石燃料の代替と期待される面があるが、

一方で、メタン・ハイドレードは過去に起きた壊滅的な気候大変動の元凶であって、もしかしたら同じことが繰り返されるのではないかと危惧する研究者もいる。

最後に起きた急激な気候変動は、約5500万年前、始新世の温暖化だ。

極地から氷が消え、南極大陸に木が生えた。

徐々に進行していた温暖化の影響で、約5500万年前に海水温が転換点に達し、凍結していたメタン・ハイドレードが融解した。
閉じ込められていたガスは、海面にぶくぶくわき上がり、気温の急上昇を引き起こした。

また、約2億5000万年前の大量絶滅であるP-T境界(古生代と中生代の境目)に関しても、非常に大規模な火山活動→海底のメタン・ハイドレードの大量放出が原因という説がある。

過去に想像を絶する大規模な気候変動を起こしたかもしれない、メタン・ハイドレードが今北極圏では既に大気に放出され始めたのだ。
本当にもう待ったなしだ。

英国「インディペンデント」紙が想定した地球の温暖化シナリオの最終章を紹介すると

「地球平均温度が6.4度上昇した場合、海洋の温暖化は、海洋堆積物の下部に閉じ込められているメタン・ハイドレードの放出を招くことになる。
メタンの火の玉が空を引き裂き、更なる温暖化を引き起こすのだ。
海は酸素を失って停滞し、猛毒の硫化水素ガスを放出してオゾン層を破壊する。
砂漠はほとんどすべてが北極圏にまで到達する。
想像もつかないほどの凶暴なハリケーンが地球を周回し、射流洪水は土壌を剥ぎ取る。

人類は、極地に逃れることの出来た僅かな数に減る。
地球はこれまで何億年も経験したことのない高温と化し、 ほとんどの生命は吹き消されてしまう。」

恐ろしい地球の終焉だ。

今までは、遠い昔より地球に蓄積されたメッタンガスの話であったが、現在発生しているメタンガスに目を向けると、

牛や羊、山羊などが温暖化の促進に関与しているって、知っていましたか?

牛たちは反芻動物といって、体内に4つの胃を持ち、この中の第一の胃で、人間がうまく利用できない繊維質や質の低いタンパク質を含む草を反芻させながら発酵させ、肉や乳に変換しているのです。

いうなれば体内に大きな発酵タンクを持っているのです。

発酵ですからガスが発生します、牛はそれをゲップとして出します。ゲップの1/3はメタンです。

1頭の牛が出す1日のゲップは、家庭の風呂の約5倍、1000~1500リターで、其の内、メタンガスは400リターもあります。

1頭の牛のげっぷは、1年間で、乗用車が1万キロ走ったのと同等の温室効果をもたらします。

現在地球上には水牛を含めて15億頭の牛が、羊、山羊など反芻動物全体では30億頭いるといわれている。(全世界の車は10億台といわれ、牛のほうが圧倒的に多い・・)

全世界の反芻動物のゲップはメタンの世界年間排出量の16%を占め、世界の温室効果ガスの約5%にも該当する。

これに対して政府、関連業界もなんら手を打ってないのが現状だ。逆に酪農業者の保護ならびに飼育頭数の増加を助成している。

中国の食生活は西洋化を受けて、最近の10年間で牛肉の一人当たりの消費量が1.5倍にもなり、更なる食の西洋化が進めば家畜より発生するメタンガスは増大する。

先進国で牛肉を食べる量を20%減らすだけで、全世界の二酸化炭素の排出量を9%も減らす効果をもたらすという。

反芻動物の胃の中でメタンが発生しにくい酵素なども研究されていくとも聞くが、もう時間がない。

我々の食生活を含め例外なく打てる手は実行すべき時なのだろう・・手遅れでなければよいが・・

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先日、表題のような記事を見つけた。 
それによると
地球温暖化で北極域の海氷面積が減少し、
船舶が北極海を航行できる可能性が出てきた。 

温暖化は深刻な環境問題だが、
一方、海氷面積減少により北極海航路が実現すれば、日本から欧米への航路が半分から7割程度に短縮できるという。
 東京から太平洋-パナマ運河経由でニューヨークに向かう航路は約1万8500キロだが、ベーリング海峡から北極海を通ると約1万3000キロ。
3割短縮。
東京-インド洋-南アフリカ・喜望峰経由の欧州航路約2万7800キロは、北極海経由だとこれも約1万3000キロになるという。
5割短縮。

いいことだと喜んではいられない。

 世界気象機関(WMO)によると、北極海の海氷面積は、昨年9月時点で428万平方キロと観測史上最小を記録。
1979~2000年平均より39%小さく、年平均で東京都の面積の約30倍に当たる約7万2000平方キロずつ縮小している。

やはりどんどん温暖化は進んでいる。

極地の氷の溶解は海面を上昇させるとともに、さらに恐ろしいことは、氷は鏡面のように太陽光線を宇宙に反射さすが、これが陸地や海面となってしまうと太陽熱を吸収する方に周り、ますます温暖化を加速させることになり、そして、さらに氷が溶け出す。
負の循環の始まりだ。

私たちの周りですでに色々気候変化が目立ってきている。
最近、全国各地で「ゲリラ豪雨」が猛威を振るって、大きな災害も発生している。

東京での下水管工事事故、神戸での河川増水による事故など都市部で発生しており、その原因は?
短時間に局所的な豪雨をもたらす「ゲリラ豪雨」は積乱雲(入道雲)が原因。
地表付近の空気が暖かくかつ湿った状態で、上層に冷たく乾いた空気が流れ込むと大気の状態が不安定になる。この不安定を解消しようと上下の空気が混じり合う結果、積乱雲が発生しやすくなり、局地的な激しい雨を降らせるのです。

「ゲリラ豪雨」は、ここ数十年で倍増!

ところで、「ゲリラ豪雨」はどの程度増えているのか?
 気象庁によれば、1時間に80ミリ以上の「猛烈な雨」が1年間に発生する回数は、
■1976~87年…… 全国平均で1,000地点あたり10.3回
■1998~2007年…… 18.5回とほぼ倍増!

つまり、「ゲリラ豪雨」はここ数十年、着実に増えている、その原因はやはり、地球温暖化にあると見られている。

気象庁・気象研究所によると、「気温が上がると大気中に含まれる水蒸気が増えるため、積乱雲が発達しやすくなり、強い雨の回数が多くなる」。

一方、「ゲリラ豪雨」はなぜ大都市を狙い撃ちにするか? その原因として指摘されているのが、温暖化の副作用=ヒートアイランド現象だ。
ヒートアイランド現象は、ある地域の気温が周辺地域と比べ高くなる現象で、たしかに、オフィスビルや自動車交通が集中する一方で緑が少ない大都市は、ほとんど灼熱地獄と化しており、気温上昇で大気中に含まれる水蒸気が増え、「ゲリラ豪雨」の攻撃を受けやすくなるのだ。

一刻も許されない温暖化対策であるが、
その対策としての、CO2削減ノルマ達成は、自主的な省エネに取り組んできた工場などの産業部門では、削減が見込めるのに対し、
増加しているのが業務・家庭部門。
家電製品の増加や大規模化などにより、オフィス・家庭のエネルギー消費が増大し、
排出量はそれぞれ30%、15%ぐらい増える見込み。

それではどうするか

「カーボンオフセット」という言葉知っていますか

「オフセット」は埋め合わせることを意味する言葉で、自分が排出したCO2を相殺する(差し引きゼロにする)ために、CO2吸収効果のある植林や環境にやさしい自然エネルギーを利用する仕組みで、排出者はそのための資金を提供する。

最初にこの取り組みを始めたのはイギリス。2005年、航空会社のブリティッシュ・エアウェイズで導入された。
搭乗する利用客は、航空機の運航で排出されるCO2を相殺するため、航空会社が用意したオフセット事業(植林・バイオ燃料の開発事業など)に排出相応分の金額を寄付することで、CO2削減対策費の一部を負担する。

日本でも、5円玉1個から誰でも参加できる身近な「カーボンオフセット」が始まろうとしている。

日本郵政公社は8月、来年用の年賀はがきとして「カーボンオフセット年賀」を発売することを発表!
 
価格は1枚55円で、このうち寄付金の5円分が、「削減ノルマ」達成に向け、排出権取引に活用される。

発行枚数=1億枚分が全て売れた場合、直近の取引相場だとCO2約15.6万トン分の排出権が取得でき、これは、「京都議定書」により、2008~2012年の年間平均排出量を、1990年(12.6億トン)から6%減らす義務の6%の「ノルマ」のうちの0.2%に相当する。

「ノルマ」全体から見たら微々たる割合でも、地道な努力が欠かせない、頑張りましょう!!

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実感なき景気"。
政府が7日の月例経済報告で終焉を事実上認めた戦後最長の景気回復は、こんな命名がピッタリだ。

好調な外需に支えられた企業業績の拡大が牽引役となったが、雇用や賃金の改善を通じた家計部門への恩恵の波及は限定的にとどまったためだ。

政府は7日に公表した8月の月例経済報告で、政府の景気認識を示す基調判断を2か月ぶりに下方修正し、前月までの「足踏み状態」から「弱含んでいる」との表現に改めた。

 基調判断から「回復」との表現が削除されるのは2003年12月以来、4年8か月ぶりだ。02年2月から続いてきた戦後最長の景気回復局面が途切れ、景気後退局面に転じたことを事実上認める内容だ。

景気回復局面がいつ終わり、いつから後退入りしたかは、政府はこれまで「去年の暮れくらいから(後退局面が)始まっていた可能性がある」との見解を明らかにしており、昨年末ごろには後退局面入りしていた可能性が高い。
 それでも回復局面は70か月前後続いたことになり、57か月のいざなぎ景気を抜いて戦後最長の回復となることは確実だ。

戦後12回の景気回復局面があり、回復局面の期間は、平均でおよそ33か月。今回はその倍以上の長さに及んだわけである。

しかし、よく分からないのは、私ども民間の人は遠の昔に実感として、「景気はすでに後退しており、政府の景気対策を強く望んでいた」のに、
いまさら、偉い役人や、政府の人が集まって、大金を使って集めたデーターを分析して、景気後退局面は昨年の暮れから始まっていた可能性があるのではと報告されても納得いかない。

そもそも、月例経済報告で発表される“基調判断”の言葉がよく理解できない。
その表現の仕方は一般の人には意味不明のものばかり。
この不可解な用語は一定の法則に基づいて景気の動向を表現されているという。
 
景気の動向に変動がない場合、足踏み、横ばいと表現し、足踏みのほうが好景気のニュアンスを含む。
景気が上向いてくると強含み→回復→拡大と表現される。
逆に景気が悪くなるにつれて、減速→弱含み(停滞)→低迷→調整局面と表現される。

調整局面は最悪の景気で、バブル崩壊直後に使われた。
報告は毎月の景気動向を微妙な文章表現の違いで伝えようとするために、景気判断としては恣意性があり疑問視する声もあがっている。
それは、政府が国会などで追求されないよう表現をあいまいにしているともいわれ、「月例文学」などと揶揄されている。

やはり、政府の偉い人たちは、経済対策などはそっちのけで、自分たちが攻撃されないように、いかに分かりにくい言葉を考えるのに腐心しているだけなのだ。
どういても分かりにくい言葉を使いたいのであれば、文学者に業務委託すればよい。

そして偉い人たちは、本来すべき国民の目線での経済対策を実行してほしいものだ。

ここへ来て政府は“総合経済対策”などといって、急に騒ぎ出した。
何か、法律かなにかで、政府の立場で景気の後退が確認できるまでは、いかなる経済対策も行ってはならぬと決められているのであろうか?
ついこの間までは、福田さんは“経済は市場原理にゆだねる”などいって責任逃れしていたのに、選挙が近くなると変わるのか・・・結局は自分たちのことが大切なのだ。

景気の大きなうねりがすでに下降に向かった今、この大きな慣性力に抗して景気の向きを変えるのには本当に多大な力(対策)必要になるのは分かりきったことだ。
何故、もっと景気が変調しつつあるときに対策をとらなかったのであろうか。

やはり、毎月の月例経済報告は政府の偉い人たちは文学者として多忙になってしまうのだろう。

それでは、政府が発表した対策を見てみると、原油高と景気悪化に対応する総合経済対策「安心実現のための総合対策」(やはり文学表現が好きなようだ)
(1)物価高に直面する国民生活の不安解消策
(2)低炭素社会の実現と省エネルギー・新エネルギー対策
(3)原油高などを背景とした「新価格体系への適応」
を円滑化する措置の三つが柱。今月末をめどに具体的施策を詰める。とのこと

まだこれから、詰めるとの事。今まで何も検討してないことの証明だ。
この対策の具体的内容も、識者に言わせるとやはりバラマキが中心だという。
昔からの、バラマキ、箱物対策など。利権、既得権が絡んだ対策からいつ脱却できるのか、一時的な対策としかならない。

本当に必要な対策は、公務員改革で無駄を排除し、役人のやる気をおこさせ 構造改革を推進し企業の実力をアップさせ、グローバルな世界での競争に打ち勝てるようにしなければだめだ。

真に今が、偉い政府の人たちが国民の目線に立ってその実力(あれば)を見せるときだ。

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マーシャル諸島は赤道と日付変更線の交点に一番近い、太平洋の中央部にある、世界でも類を見ない素晴らしい珊瑚礁と抜群の透明度を誇るミクロネシア・ブルーの海が広がる環礁の国だ。

マーシャル諸島へは日本からの直行便はなく(JALが時々チャーター便として直行便を計画しているが今年はまだない)、
グアムからの乗り継ぎが一般的で、グアムからマーシャル諸島の首都マジョロへはコンチネンタル航空で行くが、このコンチネンタル航空は日本の主要空港からグアムを結んでいる。
が、何故か関空からは飛んでおらず(何せ関空は高い?)、仕方なく初めての中部国際空港より行くことにした。

名古屋からグアムまで3.5時間、グアムからマジュロまで4時間、それにグアムでの待機6時間(空港の外には出られません)、合計13.5時間もかかります。

これでも夏バァージョンで楽な方で、グアムからマジョロまでが直行ですが、
普段はアイランドホッピングといってグアム→トラック諸島→ポンペイ島→コスラエ島→クワジェリン島→マジュロと4つの島を経由して10時間かけて到着します。

このときはグアムで一泊も必要となります。

これがJALの直行便の場合、日本から5時間半でマジョロに到着してしまう。多いに魅力的だ。

しかしこの時は、限りある宿泊施設、車、船の確保に現地はてんやわんやだ。
小さな町が日本人だらけになってしまう。

やはり、苦労しても、時間がかかっても鈍行には鈍行のよさがある。何しろ私らの便で到着した日本の観光客は10人足らずで、ダイビングショップもマンツマンで特別対応だ。

澄み切った青い空に白い雲、照りつける太陽の南国の雰囲気と真っ青な海と白い砂そしてカラフルな魚達があふれる澄み渡った海をとことん満喫したのは言うまでもない。

今回のダイビングはマジョロ環礁がメインであったが、隣のアルノ環礁へも遠征が出来ラッキーであった。

常に東からの貿易風が吹いて、陸上では大変涼しく過ごしやすいのだが、マジョロから東側にあるアルノ環礁でのダイビングは風が弱まる夏場のみの限定版なのである。

それでも小さなダイビングボートでの外洋は揺れに揺れ、全身びしょ濡れになるきつい1時間であったが(途中ジンベイに遭遇する幸運もあったが)、
到着したアルノ環礁はマジョロよりさらに透明度が高く、魚影も濃く本当にダイバーの天国だ。

特に、アルノ・アルノというポイントは真っ白な砂地に数種類のカラフルなハナダイが群れる珊瑚の根が点在し、下を見れば自分の姿が白い砂地に映し出される、なんとも言えない神秘的な雰囲気を持つ癒しのポイントである。
マーシャルの固有種マルチカラーエンジェルフィッシュも常連だ。

また、イリマムというポイントは外洋に向かって突き出したリーフの周囲はまさに回遊魚の宝庫で、
ギンガメアジの群れがまず出迎えてくれ、ホソカマス、ナポレオン、マダラトビエイ、ブラックチップ等は常連だが、しかも初めてのブラックマンタが私の頭上をホバリングしてくれる幸運にも恵まれ、
まさにダイバー冥利につきるダイビングを経験できた。

だが、良いことばかりでなく、最終日島内観光でマジョロ環礁の西端のローラビーチを訪問したが、

ここは遠浅でどこまでも続く白い砂浜に椰子の影がさす美しい場所で、
地元の人も週末、家族連れでBBQなどを楽しむレジャーポイントである。
しかし、浜辺におりてみると枯れた椰子の丸太がゴロゴロと横たわり、水際の椰子の木の根がむき出しになっている。
同行したガイドの話では一ヶ月前には椰子の木の根はちゃんと砂にかぶっていたとの事。

目で見える規模で温暖化の影響が押しかけているのだ。標高の高いところで6m、平均海抜3mといわれるここマーシャル諸島は温暖化の影響は深刻だ。

2030年には国全体が水面下になってしまうといわれ、ハワイに移転する人もチラホラいるとの事。

また、マジョロ平和公園にも行きました。ここは日本政府が先の大戦で戦没された方々の慰霊と、この地方の恒久的平和を願って建設された公園である。
南の島々へ行くとどこでもこの種の平和公園にであう。

今は平和なこの島々でも先の大戦では流血の激戦の地であった。

米軍は1944年2月、マーシャル諸島の世界最大の環礁、クワゼリン環礁に空襲とともに、艦砲射撃後に上陸し、日本軍は4日間の激戦の末に全滅。3900人が亡くなっている。

その後、ルオット島、エンチャビ島、エニウェトク島、メリレン島の攻防戦で合計5200余命もの多くの方々が戦闘で亡くなられている。

日本を遠く離れ、補給もなく、孤立無援となった中で、国のためという大儀名文で死んでいった人々の無念はいかばかりか。

ただ、救いはマーシャルの人々は皆日本びいきで屈託のない子供たちの笑顔を見ていると、少なくとも私たちが今出来る僅かなことだが、環境保護を通じて守ってあげたい。

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