My Fortnight's Dairy

ようこそ私の日記に。ダイビングや旅行を中心に思いついた事柄をつれづれに書き綴ります

2013年05月

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5月18日から27日の10日間、南シナ海の南端部、ボルネオ島のコタキナバルから北西約300kmにある海底2000mから聳え立つ絶海の孤島であるラヤンラヤン島での豪快なダイビングを楽しで来ました。

2年前の5月以来、2度目であるがその豪快さや透明度、飛び交う大物回遊魚などなんら色あせることはなかった。

ここでのダイバーの狙いはハンマーヘッドだ。
世界各国のダイバーがハンマーヘッドを見ようとここに集まってくる。

ハンマー狙いのダイビングは、外洋の水深30mぐらいの中層を、ガイドを先頭に横に展開して、ゆっくり流しながらハンマーヘッドを探すのだが、ガイドの発見の指し示す方向に全員がコンピューターを片目に見ながら一斉にダッシュする。

しかし、そう簡単に見ることが出来ない。

ハンマーヘッドは大抵かなり深いところにおり、ここでのルールは水深40m以下の潜行は禁止なので、途中でやむなく諦めざるを得ないことが多いのだ。

それでは今回のハンマーヘッド成果は、20本(全てがハンマーヘッド狙いとは違うが)のダイビングで3回見ることが出来た。

遠くからの10数匹の群れと近くからの数匹のハンマーへッドであった。

ダイビング雑誌の写真で良く見かける、川の様に流れるハンマーヘッドの群れを一度は見て見たいと思うのだが・・・。


勿論時期によるのだが、ハンマーヘッドが良く見られるというのは4月から5月の初め頃だという。

この時期、ここは収容人数が120人に対して100人以上の人が押しかける大混乱状態だ。
私の滞在時は40,50人であるからやはりユッタリしていた。
単身参加で2人部屋を占有させてもらったし、食堂も、ダイビングも本当に寛ぎながら出来た。

ハンマーヘッドをもっと見たいなら、より高い費用を払って、大混雑を覚悟してゴールデンウイーク中に行くか次回は良く検討しなければと思うが・・・、やはりユッタリダイビングは外せそうに無い。


さて、ダイビングの細かい内容はこれから作成するホームページに委ねるとして、僅か10日間の海外旅行であったが、この間日本国内では経済や政治情勢に大きな動きがあり、ラヤンラヤンではWi-Fiは使えるが食堂やロビーに限られているので詳しく内容を知るまでに至らなかった。

気になったことを、帰国して早速調べてみると、いつものことだが、日本の一部のメディアに自国を貶めるような自虐的な論調があることだ。



まず
「5.23」株価急落だ
23日、東京株式市場で日経平均株価が1143円を超える値下がりとなった。
下落はITバブル崩壊時期の2000年春以来、13年ぶりの大きさで、史上11番目の大きさだという。

これに対して、安倍さん嫌いの「朝日」「毎日」は鬼の首を取ったがごとく扱った。

朝日は「アベノミクスの危うさ露呈」と書き、現在の政策の危うさを強調した。
毎日は「株価上昇や景気回復を、日銀が供給するお金の量を増やすことで実現しようとする考えは安易すぎる」と批判した。

一方で、日経や読売はこの株安は一時的なもの、という評価で、「小休止」、「一時的な調整」といった表現だった。

どうして自国の政策を悪く取り国民を煽動するようなことを云うのだろうか。

殆どの経済評論家は「一時的なもの」言っており、その後、株価は乱高下するも回復への動きが見て取れる。

一日や二日程度の動きで判断し、全否定するような姿勢は如何なものかと思うが・・。


次に橋下氏の「慰安婦問題」への発言だ。

橋下氏の言いたいことは

「日本は無理やり強制的に慰安婦を拉致してそう職業につかせたと批判されているが違うものは違うといわなければならない」

「当時の歴史を調べれば日本だけでなく多くの国で慰安婦制度があった」

ということだと思うが、脱線した言葉尻だけを捉え、反日メディアが大騒ぎする。

ここで論議すべきは国の強制、拉致があったかどうかである。

米国や韓国から日本の品格を貶められることを言われながら何故日本のメディアは反論しないのであろうか。

朝鮮戦争で韓国、米軍が北朝鮮の捕虜達を強制的に慰安婦としたこと、ベトナム戦争での韓国軍のベトナム民間人への暴行、虐殺そして婦女子への強姦、殺人など、米国が戦後日本に慰安所の設置を強制したこと、そして現在の米国軍隊内のセクハラ事件の多発、韓国の性犯罪多発の異常さなど人権問題としてどうして糾弾されないのだろうか。

日本のメディアは本当におかしい、橋下氏があのような発言をしたくなるのも分かる気がする。


そして5月8日付の中国共産党機関紙・人民日報の沖縄帰属問題だ。

何をか言わんやだ。

最近の安倍総理の中国包囲網外交の成果が中国を焦らせている結果であり無視すればいいのだが、中国はどこまで他国に土足で踏み込んでくるのだろうか。

日本のメディアがしっかりと中国の意図を報道しなければならない。


日本の国益を守るために外交と共にメディアも毅然として欲しいものだ。

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ラヤンラヤンへは二年前の5月の連休明けの同時期に初めて行き(2011年5月15日、26日のブログを参照下さい)、今回が2度目だ。

ラヤンラヤン島はマレーシヤ・ボルネオ島コタキナバルより西300km、小型機で約1時間の南シナ海のスプラトリー諸島(南沙諸島)に属する絶海の孤島である。

島は、長さ約7キロ、幅約2キロの環礁にあり、もとは岩礁が海面から顔を出すだけだったが、実効支配するマレーシアの海軍が1983年に占拠し、85年から埋め立て工事を始め、東西約1200m、南北約200mの人工島を造成して軍隊を駐留させた。

マレーシアはこの軍施設の隣に豪華なダイビング用のリゾートホテルを建設して世界各国からのダイバーを呼び寄せている。

絶海の孤島であるこの島は、環礁の回り全てが水深2000mまで落ち込む急峻なドロップオフとなっており、潮通しが良く、かつ透明度もいいため大型の回遊魚が生息しハンマーヘッドはじめ、イソマグロ・ギンガメアジ・カンムリブダイ、時にはマンタやジンベイザメまでが現れる世界中のダイバー、特にワイド派にとっては垂涎の素晴らしい海なのだ。


マレーシアは頭のいい事をするものだ。
軍事力では中国に敵うはずが無いので、世界各国のダイバーを引き込み中国に牽制しているのだ。


確かに中国は何をするか分からない怖い国だ。

中国はベトナムが統治していた南沙諸島の赤瓜礁に1988年3月攻撃をしかけ、無抵抗のベトナム水兵70名以上を虐殺し占領してしまったのだ。

マレーシアはこんな事態が起こることを恐れてラヤンラヤンにダイビング施設を併設して中国に対抗しているのだ。

でもマレーシアは対中国に対して毅然と対応しているから立派だ。

本年、3月26日にマレーシアが領有権を主張している南シナ海スプラトリー諸島南方の排他的経済水域に中国の艦船4隻が侵入し際、マレーシア海軍の哨戒艦が現場に急行し、退去を命じて退去させている。


貪欲な中国と周辺関係諸国との領土、領海に関するトラブルがエスカレートしている。


中国の主権の主張は全て後出しだ。

どこかに天然資源や中国が必要なものががあると分かると、歴史や国際法を無視し、「議論の余地のない主権」があると恥ずかしげも無く繰り返し主張するのだ。

一回言い出したら、中国人民の目もあり、引くに引けずどんどんエスカレートしていく。

そんな中、中国は勝手に1992年に領海法を制定して、スプラトリー諸島全域を中国領と定めてしまった。

中国の領土であるとの主張は15世紀初めの明代に、スプラトリー諸島のある海域に鄭和の艦隊を派遣したことなどを挙げて、領有の根拠としている。

おかしな話だ、15世紀の遠い昔に見つけた、人が住めないような小さな島や岩礁を夫々線で結び「9点破線」と名付け、2009年に初めて海洋権益の主張に関する地図を国連で配布し、2010年には、この水域を「核心的利益」として位置づけている。

叉最近ではこの広大な南シナ海は「内海」であって、公海ではないと明言している。

中国は慣習国際法に基づき他国に航行と上空の飛行の自由を与えているだけで、国際公共財としての公海で行われる飛行活動や偵察、軍事的調査活動を禁止しようと関係国を脅している。


フィリピンでは

人口が数年後に1億人を超え、電力消費量が大幅に増えるためスプラトリー諸島の周辺海域でガス田の開発を進めているが、11年には資源探査船が中国にたびたび妨害された。

スカボロー礁でのにらみ合いの直後、中国側はフィリピン産バナナの検疫を強化。観光も大きな打撃を受けた。
姑息な手段をするものだ。


日本関係では

中国外務省4月26日の記者会見で、沖縄県の尖閣諸島について「中国の領土主権に関する問題であり、当然、中国の核心的利益に属すると」述べた。
中国が尖閣諸島を、妥協の余地のない国益を意味する「核心的利益」と公式に位置付けたのは初めて。

さらに
中国共産党機関紙、人民日報は5月8日付で「歴史的に未解決の琉球(沖縄)問題を再び議論できる時が来た」と主張する論文を掲載した。
党・政府の見解を示す同紙が沖縄の帰属を未解決と断じ、中国の領有権を示唆したのは初めて。沖縄の帰属を持ち出し、尖閣諸島を巡る問題で日本をけん制する狙いがある。

 執筆した社会科学院の研究者らは「琉球は明清両朝の時期、中国の属国だった」とし、日本が武力などで併合したと強調。

だが、ネット上では「過去に中国の属国だったという論理から中国領になるなら朝鮮半島やベトナムも中国領となり、隣国の不安をあおって危険だ」など、人民日報の論文への懸念も出ている。


本当に図々しい。
欲しいものはなりふり構わず自分の物と云って我欲を剥き出しにする。

やはり関係国が一枚岩となり強欲中国にガツンと対応することが大切なのかも。


それでは喜んでマレーシアの思惑に協力しながら、ダイビングを楽しんできます。

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やっと長い連休が終わった。

毎日が日曜日の生活に入っている私にとって、連休はどこも高く、混むという敬遠すべき最悪の期間である。

連休前半に岡山で温泉に一泊2日間の、後半に近場での1日のゴルフをしただけであとは家でじっとしている毎日であった。

だが、長時間の退屈な時をどう過ごすかは大きな問題である。

連休を避けて5月中旬から出かけるマレーシアのダイビングへの体力維持のためのジム通いもその一つであるが、やりすぎて体力を消耗しては逆効果であるため、2回行っただけだ。

あとはお決まりのネットサーフィングと読書ということになる。


ネットサーフィングしていてやはり目に付くのはお隣の国、中国の異様さだ。

5月4日の毎日新聞の記事に

「食肉偽装3576人拘束 中毒で死亡のケースも」
 【北京・石原聖】中国公安当局がネズミの肉を羊肉と偽ったり、病死した動物の肉を流通させたりするなど食品の安全にかかわる犯罪で計2010件を摘発し、容疑者計3576人を拘束したと発表した。中国メディアが3日伝えた。

 2月から4月にかけて摘発した。「典型的な犯罪」として公表されたケースによると、キツネやネズミの肉に化学薬品を混ぜて羊の肉を装ったり、検疫していない牛の肉、病死した豚や鶏の肉を流通させたりしていた。偽装肉を食べた消費者が中毒で死亡したケースもあった。

 中国国内でも食の安全に対する意識は高まっているが、今回の摘発は、生産者側のモラルが高いとは言えない現状を改めて浮き彫りにしたといえる。

とあった。

食品に関する中国の犯罪は枚挙の遑が無い。

チョット調べただけでも上記記事の「ニセ牛肉」に「下水油」「毒ミルク」「ゴムボール卵」「水道水ミネラルウォーター」はたまた「革靴の毒カプセル」などが出てくる。

下水油と云うのは腐敗した動物の内臓や下水に廃棄された油から食用油作ること

毒ミルクは例のメラニン入りのミルクのことで、今でも中国本土の人が自国のミルクを信じられないため香港やヨーロッパでなりふり構わず買いまくるため輸出制限されるなどの問題を起こしている。

ゴムボール卵と云うのは綿実油をとった後の綿実油かすは脂肪を硬化させるが、それをニワトリに餌さとして与えたため、ピンポン球のよう跳ね、弾力ある卵を大量に産んでしまったのだ。

水道水ミネラルウォーターは劣悪な環境の中で水道水をペットボトルに詰めて天然水として売っている。

革靴の毒カプセルは本当に悍ましい。
捨てられた革靴や革製品から幾つもの大きな水槽で化学処理してゼラチンを取り出し、薬用カプセル作っていたもので、さらにこれには強い毒性を持つ発がん性物質の六かクロムが含まれているという。


一体中国はどうなっているのだろうか
もはやモラルの問題でない。


中国のネットの書き込み掲示板の日本語版を見ると

現状を嘆いている意見もあるが、憤りを表す意見は少ない。
どこにも悪い奴いる。
中国は摘発など強化している。
など擁護する発言が多くある。

どこかの記事で読んだのだが、外国の粉ミルクを購入しようとする中国人に
「何故自国製を買わず、外国品を買うのか?」という問に
「自分は中国人だ。中国人のすることは良くわかる」と答えている。

要は、自分さえ良ければいい、捕まらなければ金儲けのためにどんなことでもするという国民性を自覚しているのだ。


黄 文雄 著 「中国と中国人は、この五文字で理解できる: 詐(いつわる)、盗(ぬすむ)、争(あらそう)、私(オレが)、汚(けがす)」という本を思い出し、何故、中国でこの様な問題がなくならないのか分かる気がした。


さて、もう一つの時間つぶしだが、時間があるほどチョット硬い勉強になるような本を読めばと思うのだが、手に取ったのは手軽なアクション小説だ。

ジェームスズ・ロリンズ著 「ナチの亡霊(上、下)」 竹書房文庫
アンディ・マグダーモット著 「アトランティス殲滅計画を阻め(上、下)」 ソフトバンク文庫

共に歴史遺跡がからむアクションで私の好きな分野だ。

ナチの亡霊の概要は
ヨーロッパ、アジア、アフリカで起こったこの三つの事件が一本の線で結び合わさる時、かつてナチスの行っていた恐ろしい研究の正体が明らかになろうとしていた。

歴史×宗教×科学のハイブリッド・エンターテインメント! ナチの残党が研究を続ける〈釣鐘〉とは何か?
ダーウィンの聖書に記された〈鍵〉とは?
来るべき人類の進化に向けて、闇の勢力が動き出す

アトランティス・・の概要は
考古学者のワイルド夫妻は、ナチスの秘密文書を根拠に、ヒマラヤ山脈へと向かう。
しかし、アトランティスの謎の解明を目前にして、謎の組織に射殺される。
10年後、両親のあとを継ぎ考古学者となった娘のニーナは、アトランティスに関する自説を証明するための調査資金を得ようと、大学の審査会におもむくが、その晩、何者かに命を狙われる。


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