My Fortnight's Dairy

ようこそ私の日記に。ダイビングや旅行を中心に思いついた事柄をつれづれに書き綴ります

2014年02月

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昨日、日経新聞に最近の世論調査の結果が報告されていた。
それによると

安倍内閣の支持率は1月の前回調査より1ポイント下落の56%でほぼ横ばいで、不支持率は1ポイント上昇の33%。

安倍晋三首相が意欲をみせる法人税の引き下げは賛成が44%で、反対の32%を上回った。

今後の原子力発電所のあり方は「徐々に減らし、最終的にはゼロ」が51%で最多。
ただ1月の前回調査より7ポイント下がった。
2番目に多かったのは「徐々に減らし、ある程度は残す」の30%で前回より9ポイント上がった。「新設も含め主要な電源として維持」が横ばいの5%、「直ちにゼロ」は3ポイント下落の8%だった。

先日の東京都知事選で対応策も今後の日本のシナリオを示すことなく感情的な「原発即ゼロ」を訴えた候補が振るわなかったことと、貿易赤字が拡大し続け、経常収支が赤字になりつつある現状を敏感に感じ取り、合理的な選択肢を選ぶ人が多くなったことを反映しているように思える。


財務省が2月20日に発表した1月の貿易統計では、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2兆7900億円の赤字だった。

赤字幅は2013年1月の1兆6335億円を上回り過去最大となった。
円相場の下落が進んでも、輸出が伸び悩み、燃料費の輸入金額が増加する流れが続いていおり、貿易赤字は19カ月連続となった。

そのため、輸出入や配当などを通じた海外とのお金の出入りを表す経常収支の黒字が縮んでいる。

日本大震災が起こった11年から大幅に縮小し、13年12月の経常収支は6386億円の赤字と単月で過去最大になった。
赤字は3カ月連続だ。

年ベースでみると、2013年の経常収支黒字は3.3兆円にとどまり、比較可能な1985年以降で最少となった。

13年の経常黒字が前年に比べ約3割細った主因は、前年より4.8兆円も膨らんだ貿易赤字だ。

いつの間にか、日本は輸入大国になってなってしまったのだ。
石油や天然ガスなど化石燃料の13年の輸入額は00~09年の10年間の平均より13.4兆円も多い。

東日本大震災後の原子力発電所の停止が響き、対ドル1円の円安で燃料費は3千億円膨らむ。
大震災以降急激に増えた燃料以外でも輸入比率は高くなっている。
国内の供給量に占める輸入品の比率を示す輸入浸透度を1998年と13年で比べるとスマホなど「情報通信機械」は10%から48%に、衣類など「繊維」で20%から54%にそれぞれ大幅に上昇。
鉱工業全体でも15%から24%に上がった。

工場の海外立地が進んで貿易黒字が減るのは、グローバル化に向き合う先進国の宿命でもある。が、ドイツはこの10年で、日本企業が弱いといわれる「ブランド力や価格交渉力」で新興国との競争に打ち勝って経常黒字を4倍に増やしたという。

企業だけの努力でなく、日本政府一体となり、モノの赤字を特許、実用新案、著作権など、技術や知恵で稼いで補えるかが分かれ目だ。


配当などの所得収支の黒字は、この10年で8兆円増えたが、一方、同期間の貿易収支の悪化幅は20兆円を超す。
2010年代後半に日本が年間で経常赤字に転落するとの見方もあるという。

貿易で稼げず、貯蓄を崩し、財政悪化も続く経常、貯蓄、財政各収支の「三つ子の赤字」に陥り、経済が縮んでいく恐れも浮かぶ。

米国は1992年から、英国は84年からずっと経常赤字が続くが、米英の実質成長率は日本を殆どの年で上回っている。

基軸通貨のドルを持つ米国と、世界の金融市場の中心地の座を保つ英国はお金をかき集める信用を確立し、日本をしのぐ成長を導いてきたのだ。

経常赤字自体は悪いと即断できないというが、経常収支が赤字基調になると、わが国の資金繰りを海外からの資本流入に頼る度合いは一段と高まる。
その局面では、外国勢の日本株投資が売りか買いかで、日本経済が右往左往することになる。

だが、経常赤字が定着し、海外からの資本流入が細っても、日本には12年末で(662兆円の資産に対し366兆円の負債)296兆円にのぼる海外純資産があり、その資産のうち、246兆円は米国債など債券で、それを売ればよいというのだが、そんなことをしたら世界の経済に大破綻が起こることになる。

まずは政府はデフレ脱却と経済再生に一段と本腰を入れ、外国勢の信認をつなぎ留め、それとともに原発再稼働の道筋をつけ、貿易赤字の主因である燃料輸入増に歯止めをかける。

そして、長い目で見た経常収支の改善のために、法人減税や岩盤規制の緩和などで海外投資を呼び込み、企業の競争力を底上げする政策が待ったなしの状況だ。

最近の民意は近未来に起こりうるかもしれない日本の悲惨な姿をいち早く感じ取り、原発の再稼働、消費増税、法人税減税などもやむなしと思い始めているのかもしれない。

何にも変わらないのは何でも反対だけをする野党だ。

票ばかりを気にして、日本弱体化していくバラマキ政策に始終して、民意を反映しているつもりがこのままでは益々民意から離反していくのではないかと思われる。

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先日(2月5日)、チュークのレックダイビングから無事帰国しました。

チュークは1月27日のブログでも書きましたが、ミクロネシア連邦の4つの州のうちの一つで、昔日本が統治していたころはトラック諸島と呼ばれていた。

ここに日本軍は艦船の一大停泊基地を作ったが、米軍の空母艦載の攻撃機により停泊していた80隻ほどの艦船ほとんどが撃沈されてしまった。

チュークの広く、静かな環礁は70年を経過した今も、これらの沈船は大きく損なうことなく原型を良く保っているため、世界各国のレックダイビング好きのダイバーの憧れのサイトとなっているのだ。

私は、今回、5日間のダイビングで15本潜り、そのうち沈船ダイビングが12本で、全部違った沈船のポイントを潜ることができ、さらに最初の二日間は関東からの男性と二人で、残りの三日間は私一人きりの豪華、貸切のダイビングを堪能させてもらい大満足での帰国だったのだが・・・。

帰国即、一月末からの世界の株価暴落のニュースの嵐に晒されてしまった。

チュークでは宿泊したホテルのロビーでWi-Fiが利用できるのだが、通信速度が遅く、頻繁に接続不良が起きるため、PCを持参していたが、一日一回日経平均の結果を見るのが精一杯であった。

帰宅後、荷物も解かず、留守中の新聞とインターネットを読み漁った。

 4日の東京株式市場で日経平均株価が前日比610円安となり、1日の下落幅としては、843円安だった昨年6月13日以来8カ月ぶりの大きさとなった。
日経平均株価が1割以上下げた大幅調整は2013年度に入って今回で3度目。
昨年以降の世界の主要市場の値動きを見ても、日本株は大きく上げた後で大きく下げ、振れ幅の大きさが目立つ。

今回の世界的な株安の震源となったのは、新興国の経済不安と米国景気に対する懸念であるという。
それにしてもちょっと心配事ことが起きると日本の経済指標はそこそこ良いのにいつも飛びぬけて反応する。

昨年末から日本株は2月4日までに14%下落した、それに比較して、米国、欧州(ドイツ)は6,7%だ。
リーマンショックの時も日本はサブプライムローンの影響は比較的軽微だからあまり心配ないと言っていたが結局一番大きく変動したのは日本だった。

現在、日本の企業収益は好調なのに日本株の値動きが大きくなるのには、大きく分けて3つの要因があるという。

 1つめは、世界の投資家がリスク回避姿勢を強めると、比較的安全と見なされることが多い円を買う動きが強まる点だ。円高・ドル安が進むと日本企業の輸出採算が悪化するとの見方が広がり、日本株の下落につながる。

 2つめは、短期取引の海外ファンドなどの投機的先物売りが主導する下げだ。
先物に売りが膨らむと割高になった現物株を売る「裁定取引」と呼ぶ取引が膨らみ、株安に拍車をかける。

 もう1つは、株安自体が呼ぶ個人投資家の売りだ。
信用取引を手掛ける個人の含み損が膨らみ、信用取引の継続に必要な証拠金を追加で差し入れる必要に迫られたて、追加損失を回避するための売りがでた。

と2月5日付け日経新聞電子版 「日本株、3つの要因で振れ幅増幅 」という記事に書かれていたが、日本特有のものは1つ目の項目だけで、私は日本の株の変動幅がいつも極端に大きいのは民族的な要因が絡んでいるように思えてならない。

日本人はいつも他人を見て、他人と同じことをしてないと不安な気持ち駆られてしまう。

テレビで紹介された店に遠くからでも1時間も2時間も並んでも食べに行く。
健康に良いと紹介されると日本中の店頭から納豆が消えてしまった。

等など、よくわからない心理行動を起こしている。

株についても皆が売っているから、何でもいいから売ってしまおうという人が多いのではないかと思っている。

投機筋に操られない賢い投資家になりたいものだが、中々難しいことなのかも・・・。

このブログを書いている8日には、注目されていた米国の雇用統計の指標も既に報告されていて、非農業部門の雇用者数が前月比で11万3000人増えたが、市場の事前予想である17万人程度を下回り、回復の勢いが弱いことを示した。

しかし、1月の失業率は6.6%と前月から0.1ポイント下がり、3カ月連続で低下した。

これを受けた7日のニューヨーク・ダウ平均は165ドル高と大幅続伸。
週間でも3週ぶりに上昇を確保した。

雇用統計の市場の予想との大きな乖離でまたもや株価暴落かと思われたが、失業率の低下や
業種別の雇用者数で、米経済の核といえる製造業や建設業が増えたのが評価されて株価続伸に繋がったとのこと。

日本の市場はネガティブなデーターには過剰に反応し、いいことには織り込み済みなどと言って
反応が弱い。

他人の動きを見るのでなく、よく考える賢い投資家になりたいものだ。


株の話に始終してしまったが、チュークのダイビングの内容早急にまとめホームページに掲載するようにします。

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