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モルディブダイブサハリの帰り10月28,29日ストップオバーしてシンガポールに寄りました。
 
シンガポールは「老若男女に愛される南の島」「近代建築と自然が融和する都市国家」とが、私のイメージであるが、今回これを確認するためと、本音はここに赴任している友人と旧交を温め、かつ一週間のダイブサハリはシャワーだけだったので、ちょっと豪華なホテルの広いバスタブにじっくりとつかり塩抜きをすることである。

ホテルは港地区が一望できる「MARINA MANDARIN」に宿泊し、赤いチャイナドレスの美女に迎えられ、広い、揺れないバスタブにつかるり塩抜きも出来、目的1つ達成。もう一つは、4年ぶりの友人が空港に迎えに来てくれ、それから丸2日間、シンガポールの全域を車で案内してもらい大満足、大感謝であった。
街を案内して貰い感じた事は、小さな島であるが自然が多く、高速道路は完備され、片側4車線の道もあり、中央分離帯、両側にはグリーンベルトが設けらている。
どこかの国の両側塀に囲まれた道と大違い、又街並み、住宅地が大変落ち着いてしっくりしている。理由を考えてみたら「広告看板」「電柱電線」がないのだ。東南アジア(勿論日本を含めて)独特の広告がいかに街の景観を壊しているのか認識した。
 
電線も全島地中配線(決断した人は偉い)ですっきり。
何故日本はしないのだろうか?
又ここはロードプライシングを全域にいち早く導入した国で、全車にETCの装着が義務付けられ、街に入る時、混雑している時など多種のケースにわたって課金される。駐車料金もETCで支払う(吃驚するほど安い、1時間70円程度)。こ
 
のように綺麗で近代化が進んでいるが、政治的には人民行動党が実権を握っており、政府に都合良いように独断的に法律が変更される独裁政権のようだ。
 
所得の上位10分の1の富裕層は過去4年で2.8倍の所得増加、逆の下位10%は所得が減っている。
 
このような中で本年4月首相の年俸を約2億5千万円(310万SD:60%UP)することを決めたらしいが、流石に市民の反対にあい、凍結されているようだが、かの村上ファンドも逃げ込むように金持ちには居心地がすこぶる良いようだ。
しかし、旅行者にはひと時の憩いを与えてくれた南の島だった。