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米国のサブプライムローンの問題が発覚してから、株価の下落、低迷が続き中々浮上出来ない。
 
ご多分に漏れず小生もこの流れに巻き込まれ、含み益が本年7月時点の1/3になってしまった。
 
今まで気楽に海外も含めダイビングや旅行に行けたのは、株式の含み益があったおかげだが、来年のダイビング計画を立てるにおいて、今後の株式の動向が大きく左右する事なり、真剣に考えなくてはならなくなった。

10年来やってきた私の株式投資は現在の時価ベースで 自己資金株:信用株:預け現金=45:50:5ぐらで、下落が始まる前では信用株が60%を占めていた。
銘柄数では 信用株:25銘柄 自己資金株:35銘柄でいつの間にか合計60銘柄でさしずめミニ日経みたいになってしまっていた。
古くから持っている株が利益を出し、最近購入した信用株がその利益を食いつぶしている構造がはっきりしている。
お恥ずかしい話だが、信用株の「一般制度(3年間は保有できる)」で購入したものが、証券会社の期間終了通知であわてて売るケースがかなりある。
信用株の購入金利は3.08%/年とかなり高くなっていることも知った。
損が出るわけである。
私の株式投資スタンスは「買い」は簡単な情報(入ってくるのは遅いが)やチャート分析などで割と容易に購入してしまう(保持銘柄数が多くなる理由?)が、「売り」が中々出来ない。今度購入するやつは絶対損が出たときは決めた損切りラインで売却すると決めて購入してもじっと持っている事が多い。

私自体がもの作り関係の企業に携わっている事からか、私の保有株の業界は殆どが物作りの分野で、金融、サービスなどはほとんどない。(「サービスなど」という実態のないものを扱う企業に投資することを疎む典型的な日本人の一人なのであろう)
株を購入した会社の製品が新聞等に出るとうれしくなり、愛着がでるし、株価が下がっても頑張れと応援し、中々売れなくなる。
この積重が今の銘柄数となってしまった。
これではダメと反省しきりで、色々資料をしらべると、"損切りを逃して、大損""損失を最小限に抑えるために損切りラインを設定すべし"などと「損切り」を冷徹に履行することが肝要である旨の紹介記事が多い。その通りだろう、しかし「わかっちゃいるが、やめられない」ではないが凡人の私には中々出来ない。
12/8付けの日経新聞に面白い記事が出ていたので紹介すると
「東証一部の全銘柄を1989年のバブル経済絶頂期に買い、昨年まで17年間保有したうえで売却したとする。この間の日経平均株価の下落率は五割。ところが驚くべき事に最初に株を買ったおカネは約十六%増えた計算になる(日本証券経済研究所の試算)。配当や、無償で持ち株を増やす株式分割などが下落分を補うためだ。」
とある、リスク薄めるために、変にバタバタ売り買せず長期に亘り個別銘柄を分散して投資をすればよいことになる。我が意を得たり、との気持ちだが、やはりどちらも正しいのでしょう。株は生き物でそのときそのときに適切な判断が出来るかにつきると思います。
そこで、遅きに期しますが、最近のはやりの株式投資実践セミナーなるものに初めて参加して、少し賢くなってきます。その受講感想は又書きます。
(掲載写真は楽天証券HPのゼミナー応募ページに掲載されているものを拝借しました)