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先日、表題のような記事を見つけた。 
それによると
地球温暖化で北極域の海氷面積が減少し、
船舶が北極海を航行できる可能性が出てきた。 

温暖化は深刻な環境問題だが、
一方、海氷面積減少により北極海航路が実現すれば、日本から欧米への航路が半分から7割程度に短縮できるという。
 東京から太平洋-パナマ運河経由でニューヨークに向かう航路は約1万8500キロだが、ベーリング海峡から北極海を通ると約1万3000キロ。
3割短縮。
東京-インド洋-南アフリカ・喜望峰経由の欧州航路約2万7800キロは、北極海経由だとこれも約1万3000キロになるという。
5割短縮。

いいことだと喜んではいられない。

 世界気象機関(WMO)によると、北極海の海氷面積は、昨年9月時点で428万平方キロと観測史上最小を記録。
1979~2000年平均より39%小さく、年平均で東京都の面積の約30倍に当たる約7万2000平方キロずつ縮小している。

やはりどんどん温暖化は進んでいる。

極地の氷の溶解は海面を上昇させるとともに、さらに恐ろしいことは、氷は鏡面のように太陽光線を宇宙に反射さすが、これが陸地や海面となってしまうと太陽熱を吸収する方に周り、ますます温暖化を加速させることになり、そして、さらに氷が溶け出す。
負の循環の始まりだ。

私たちの周りですでに色々気候変化が目立ってきている。
最近、全国各地で「ゲリラ豪雨」が猛威を振るって、大きな災害も発生している。

東京での下水管工事事故、神戸での河川増水による事故など都市部で発生しており、その原因は?
短時間に局所的な豪雨をもたらす「ゲリラ豪雨」は積乱雲(入道雲)が原因。
地表付近の空気が暖かくかつ湿った状態で、上層に冷たく乾いた空気が流れ込むと大気の状態が不安定になる。この不安定を解消しようと上下の空気が混じり合う結果、積乱雲が発生しやすくなり、局地的な激しい雨を降らせるのです。

「ゲリラ豪雨」は、ここ数十年で倍増!

ところで、「ゲリラ豪雨」はどの程度増えているのか?
 気象庁によれば、1時間に80ミリ以上の「猛烈な雨」が1年間に発生する回数は、
■1976~87年…… 全国平均で1,000地点あたり10.3回
■1998~2007年…… 18.5回とほぼ倍増!

つまり、「ゲリラ豪雨」はここ数十年、着実に増えている、その原因はやはり、地球温暖化にあると見られている。

気象庁・気象研究所によると、「気温が上がると大気中に含まれる水蒸気が増えるため、積乱雲が発達しやすくなり、強い雨の回数が多くなる」。

一方、「ゲリラ豪雨」はなぜ大都市を狙い撃ちにするか? その原因として指摘されているのが、温暖化の副作用=ヒートアイランド現象だ。
ヒートアイランド現象は、ある地域の気温が周辺地域と比べ高くなる現象で、たしかに、オフィスビルや自動車交通が集中する一方で緑が少ない大都市は、ほとんど灼熱地獄と化しており、気温上昇で大気中に含まれる水蒸気が増え、「ゲリラ豪雨」の攻撃を受けやすくなるのだ。

一刻も許されない温暖化対策であるが、
その対策としての、CO2削減ノルマ達成は、自主的な省エネに取り組んできた工場などの産業部門では、削減が見込めるのに対し、
増加しているのが業務・家庭部門。
家電製品の増加や大規模化などにより、オフィス・家庭のエネルギー消費が増大し、
排出量はそれぞれ30%、15%ぐらい増える見込み。

それではどうするか

「カーボンオフセット」という言葉知っていますか

「オフセット」は埋め合わせることを意味する言葉で、自分が排出したCO2を相殺する(差し引きゼロにする)ために、CO2吸収効果のある植林や環境にやさしい自然エネルギーを利用する仕組みで、排出者はそのための資金を提供する。

最初にこの取り組みを始めたのはイギリス。2005年、航空会社のブリティッシュ・エアウェイズで導入された。
搭乗する利用客は、航空機の運航で排出されるCO2を相殺するため、航空会社が用意したオフセット事業(植林・バイオ燃料の開発事業など)に排出相応分の金額を寄付することで、CO2削減対策費の一部を負担する。

日本でも、5円玉1個から誰でも参加できる身近な「カーボンオフセット」が始まろうとしている。

日本郵政公社は8月、来年用の年賀はがきとして「カーボンオフセット年賀」を発売することを発表!
 
価格は1枚55円で、このうち寄付金の5円分が、「削減ノルマ」達成に向け、排出権取引に活用される。

発行枚数=1億枚分が全て売れた場合、直近の取引相場だとCO2約15.6万トン分の排出権が取得でき、これは、「京都議定書」により、2008~2012年の年間平均排出量を、1990年(12.6億トン)から6%減らす義務の6%の「ノルマ」のうちの0.2%に相当する。

「ノルマ」全体から見たら微々たる割合でも、地道な努力が欠かせない、頑張りましょう!!