イメージ 1
自動車免許を取得して約50年。

大学生時代まで東京在住であった私は、大学入学後、即自動車免許を取得して中古車を購入し、通学に、スキー、海水浴にと乗り回していた。

神戸の企業に就職しても、入社してすぐの5月の連休に学生時代に使用していた車を神戸まで運び、通勤や山陰への海水浴にと、独身時代の生活を大いにエンジョイさせてもらった。


初めての違反は、41年前、夜遅く会社から車で帰宅する時、高速道路での速度違反であった。

それも後ろから来たパトカーに。
仕事で疲れていて、前ばかりに注意していたため、後ろから来たパトカーに気がつかなかったのだ。

覆面パトならいざ知らず、パトカーに捕まるとはと当時友人たちによく言われた。

それからは、車の運転は注意し、信号無視、駐車違反、一旦停止違反等をしないように心がけてきたが、速度違反については根からスピード狂なのか法廷速度は中々守ることが出来なかった。

その代わり、バックミラーで後ろや周辺をよく見て運転するようになった。

爾来、先日の速度違反まで41年間、無事故・無違反を継続して、優良運転者表彰制度で、銅、銀、金、そして正金賞と通常20年以上無事故・無違反を継続しなければ取得出来ない賞も取得して安全運転意は勤めてきたのだが・・・。


私は、月一度、伊勢の友人たちとゴルフをしているのだが、神戸から伊勢のゴルフ場に行くには、阪神高速、西名阪高速、そして名阪国道を経由して片道約180kmの道のりだ。

このルートの問題は、距離は短く、高速料金安いが、関西のドライバーに警戒されている、混雑してよく事故が起きる阪神高速と高速道路仕様なのに一般道路の名阪国道を使用していることだ。

共に制限速度は60km/hrで空いているときはどうしてもスピードを出てしまう。

ということで、警察もこの道路にパトカーや覆面パトを多数導入して速度違反を検挙しようと手ぐすねを引いて待っているのだ。


まさに私が先日速度違反で捕まったのはこの阪神高速だ。
それも再び後ろからのパトカーに検挙されてしまった。

伊勢に行くには朝早く神戸を出発するのだが、道は空いており速度を出してしまいがちだ。
そんな中、特に夏は太陽が真正面から昇るため眩しく要注意なのだが、今回は前方ばかり注視していたため後ろのパトカーに気がつかなかった。

93kmで33kmオバー、反則点が3点、反則金25,000円だ。 本当に痛い。
もちろん、過去に免停などの前歴がないため、反則点6点未満であれば免許停止処分もなく反則金を納めるだけでいいのだが・・・。

だが、伊勢からの帰り、名阪国道でもう少しで免停になるところであったのだ。
もし、免停なれば明日からのダイビングにはいけないところだったかもしれないのだ。

帰りの名阪国道は空いていて、殆どの車が90km以上で走っていたが、私は朝のこともあり自重して89kmにクルーズをセットして走っていた。

遅いトラックを追越し車線に出て追い越したら、後ろから白い大型のセダンがピタッと私の後ろについたので、追い越ししたいのかと思い、走行車線に車線を変更したが、白いセダンも車線変更して私の後ろについてきた。

何かおかしいなと思い、クルーズのセットを変更しようと思ったときに、追い越し車線を黒い乗用車がスーと我々を追い越していった。

そうすると、すかさず白いセダンが追越し車線に車線変更して黒い車の後について暫く経って天井からパトライトを出して、黒い車を検挙したのだ。

覆面パトだったのだ。
私はどうやら、ロックオンされていて、90km(30kmオバー)以上になるのを待たれていたのかもしれない。

一般道路で30km以上50km未満の速度違反は赤切符で反則点6点、簡易裁判で罰金が決定(通常7,8万円とか)で、一発で30日の免停だ。

だが、25km以上30km未満でも反則点は3点、反則金は18,000円で、私の場合、もし、30km未満でも検挙されていたら、午前中の3点と逢わせて6点になってしまい免停になるところであった。

本当に危なく明日からのダイビングに出発できなくなるところであった。


反則金の25,000円ずいぶん高くなったような気がするが、何に使われているかというと国庫に入り、道路交通の信号機、標識などの安全施設など使われるという。

長距離を運転すると何時も何台かの速度違反車を道路脇で見かけるが、いったいどのくらいの検挙数なのか調べてみると。

平成23年度の交通違反検挙数は約785万件、その内速度違反は230万件(29%)で一日当たり6300人もの人が検挙されている。

だが、喜ばしいことに交通違反検挙数は毎年減少傾向にあるという。


速度違反の話が長くなってしまったが、明日よりサイパンへダイビングに行ってきます。

ここに場所が決まったのは紆余曲折、二転三転と色々ありました。

其の経緯は帰ってきてから、それでは行ってきます。