My Fortnight's Dairy

ようこそ私の日記に。ダイビングや旅行を中心に思いついた事柄をつれづれに書き綴ります

2015年02月


先日(19日)「アンボン・バンダ海・ラジャンパットクルーズダイブ」と銘打つ2週間にわたる長いクルーズダイブから無事帰国しました。
 
通常のラジャンパットのクルーズダイブに「マクロの宝庫秘境アンボン」、「手つかずの珊瑚礁とドロップオフのバンダ海」のダイビングを追加した特別企画のダイビングで、通常8日のクルーズが11日と長く贅沢なダイビングツアーだ。
 
日本から参加するには普通二週間は必要で、参加者を見ると男性11人女性7人と男性が多くく、参加者の年齢は中高年齢者多かった。
期間が長いツアーためか、やはり高齢者が多くなるのは必然か。
 
構成もアメリカからの父娘以外は日本からで、宮崎からの夫婦以外は単独参加である。
初めてのラジャンパット参加者は私含めて5人のみで後はリピーターで45回の強者もいた。
 
 
それだけラジャンパットは魅力的なのか?
 
ダイビングの内容を記載する前にアンボン、バンダ海、ラジャンパットについて前回のブログで述べたので、ここでは簡単に場所の紹介をし、そしてそこへのアクセスをまず説明します。
 
 
アンポンはパプアニューギニアとスラウェシ島の間に位置するマルク州の州都で、香辛料の輸出貿易で賑わい、スパイスアイランドとも呼ばれるところである。
 
バンダ海はアンポンがあるモルッカ諸島の南に位置し島嶼に囲まれているが、海域内には大きな島嶼はなく、バンダ諸島などの小規模な諸島のみが分布している。
 
そしてラジャンパットはインドネシアの西パプア州に位置し、ワイゲオ、バタンタ、サラワティ、ミソールの4つの大きな島と、600以上の小さな島々からなる、南北約350キロ東西約250キロにわたる地域のことを示す。

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Banda  SeaとRajaampatの地図

このようにインドネシアの最東部に位置し、「秘境の海」「未知の海」と云われるぐらいだからアクセスも中々大変だ。
 
私の場合、神戸在住なので、往路は6日夕刻伊丹から羽田へそして羽田国際空港内のホテルに一泊後、翌71010発ガルーダー航空でジャカルタに16時頃到着。
ジャカルタは日本より2時間遅れの時差なので家を出て既に丸一日が経過したことになる。
 
クルーズ船が停泊している、アンボンへのガルーダ航空の国内線はその日の23:45発なので、ジャカルタ空港のラウンジで7時間ばかり時間をつぶすことになった。
 
もっと効率的なルートやジャカルタでの時間つぶしにオプショナルツアーなども考えたが、直行便でなく途中の乗り継ぎ時間が短かったり、ジャカルタでのツアー参加には交通渋滞で所有時間が読み切れないためか、その日に空港を発つ人は断られたりして、結局空港での7時間待ちを選択することになった。
 
心配したジャカルタからアンボンまでの国内線は予定通り翌朝06:50に到着し、そこからタクシーなどに分乗し停泊中のクルーズ船:マーメードⅡに8日の8時頃(日本との時差1時間遅れ)に乗船出来た。
 
目的のクルーズ船に乗船するまでに自宅を出てから約40時間もかかったことになる。
やはり、日本からは遠い「秘境の地」である実感が長旅の疲れとともに感じられた。
 
 
復路は、1110泊のクルーズダイブはアンボンから、バンダ海、ラジャンパットと各地でダイビングをしながら移動して最後にソロンに18日朝に到着し、日本へはここソロン空港から出発となる。
 
ソロン14:35発ジャカルタ行きに乗りジャカルタ着18:40に着き、23:15発ガルーダで羽田に翌朝08:50に到着そして羽田から伊丹へと自宅へは15時過ぎに到着した。
ソロンは日本時間と同じだから約24時間の旅程であった。
 
ジャカルタで4時間、羽田で3時間(国際線の遅れを見越して少し遅めの便を予約)ほどのラウンジ待ちがあったが、往路に比べればずっと楽だった。
 
しかし、ラジャンパットは時差がなく快適なのだが、神戸との温度差が25℃以上あり体調を崩しがちだが、同じ船に乗り合わせた米国ミネソタからの父娘は、お前達はまだいい方だ、私らは温度差が45℃もあるとミネソタの自宅付近の温度がマイナス14℃であることをスマホで見せてくれた。
 
厳冬の南国への逃避はTシャツ一枚の天国の快適さなのだが、やはり帰りの温度差の辛さはそのおまけみたいなもので仕方ないものとし、しっかりと体調管理をすることが必要だ。


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今回の旅程ルート Googl Earthで下記fileを開いて見て
くださ。どこでウロチョロしているかよくわかります
MapUtility(20150206-0219RajaampadCruiseDiving).kmz
 

ちょっと旅程の話が長くなったが肝心のダイビングの話をすると
今回のダイビングは総計34本(内ナイトダイビング5本)を潜った。
 
アンボン島周辺  2

バンダ島周辺   7

クーン島周辺    3本   ラジャンパット
ミソール島周辺   8本   ラジャンパット
ペナム島周辺    4本   ラジャンパット
ダンピール海峡  10本   ラジャンパット
である。
 
アンポン島周辺のダイビングはマクロの宝庫でもあり、新種のカエルアンコウをはじめ、レアなマクロ生物が盛り沢山との前宣伝であったが、それと打って変わって地域住民の居住地域に近いポイントのためか海底は瓦礫の山で、その中を小さな生物探しをするダイビングは全く魅力なく、最初から残念なダイビングとなってしまった。
 
 
バンダ島周辺のダイビングはバンダ海の中央部であるためか、ダイナミックなドロップオフで魚影が濃く、まだダイバーの数が少なく、秘境のダイビングサイトとのことだが、実際にアンポンとは打って変わって透明度は高く、何百メートルと一気に下降するドロップオフの壁には色鮮やかなソフトやハードの何種類ものサンゴが群生する中のダイビングは豪快そのものであった。
 
しかし、今回は何故か流れがなく、そのため大物の群れなどもあまり見ることがなく少し物足りないダイビングであった。
 
 
そして最後はラジャンパット。
前のブログにも書いたが、この地域は他のインドネシアの地域に比べて、地域の破壊もすくなく、大きく成長したハードコラルや、色とりどりのソフトコーラル、シーファンが幅広く群生しており、その種類の多さ、大きさ、カラフルな美しさが、一番の魅力だ。
 
201212月のナショナル・ジオグラフィック・トラベラー(電子版)の「絶対行くべき世界20カ所(Best Trips 2013)」の中で
「海のアマゾン」とも呼ばれるラジャアンパットは、熱帯雨林の島々からなる諸島。
「奇跡の海」「生命の海」とも称されるほど多くの海洋生物が生息している。
地球上に存在するサンゴのうち4分の3の種が集まってできたサンゴ礁や、マングローブ礁、輝く砂浜があり観光客はダイビングやクルージングを楽しむことができると云わしめた所だ。
 
確かにサンゴの種類は多く、鮮やかで、大きく、生き生きとして見事だ。
シーファンなどはいくつも重なりながら大きく広がっている様子は見事だ。

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また、マクロ派にはたまらないほどのレアな生物が多く(名前を色々聞いたがすぐ忘れてしまった)写真に収めようと嬉々としていた。
 
マクロに縁がない私としては大物との遭遇が一番の関心事であるが、この点になると今までに聞いた話と今回ではちょっと様子が変わっていた。
 
いつも流れがあるところでも流れがほとんどなく、そのため大型種の群れが少なく、あっても小さく期待したほどではなかった。
といっても、グルクン、イエローダッシュフュージラー、ギンガメアジ、カスミアジ、バラクーダー、ロウニンアジ、カンムリブダイなどの定番の群れはそこそこ見られた。
 
人気者のナポレオンもかなりの頻度で遭遇出来た。
 
また、サメ類ではホワイトチップ、グレーリーフシャークなども数少なかったが見られたが、皆小型であった。
 
だが、今まで見たことがない頭が扁平な珍しいウォビゴンシャーク(オオセサメ)やラジャエポレットウォーキングシャーク(歩くサメ)を見ることが出来たのは貴重な経験だ。
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         左:ラジャエポレットウォーキングシャーク(歩くサメ)
         右:ウォビゴンシャーク(オオセサメ) 
 
何度かマンタ狙いのポイントを潜ったが、大きなブラックマンタが二度ほど見れたぐらいで、全体的に透明度が悪く、流れもすくなく、大物の出現に乏しいダイビングという印象だった。
 
 
ダイビングの詳しい内容はこれから作成予定のホームページに掲載することにするが、今回のダイブクルーズでは長いクルージングの間飽きさせないように色々なサービスもしてくれた。
 
二回の島上陸とデインギによるラグーン巡りと380段の階段を上って行きつく素晴らしい景色が見渡せるビューポイントへの登頂などだ。
 
島の上陸の一つはアンボン島で17世紀ごろのスパイス戦争の中心的なところであったが、現在は静かで長閑な島で眩しいほどの強い日射しだが海風が快い素敵ところだ。
 
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胡椒の島アンボンに接岸中 本当に穏やかな島です

狭い町だが、オランダが植民地化した時の島民への虐殺の様子が小さな博物館に残され、高台には大きな湾を見渡せるがっしりした要塞が残されており当時の様子が思い起こされる。
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アンボン島の桟橋横のホテル
要塞に上り海峡を望む
 
もう一つの島はケウィエリアのアルボレック島に上陸。
小さな素朴な島だが無邪気に遊ぶ島の子供たち、そして練習中の民族ダンスの披露とゆっくりとした時間が流れるところだ。

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子供たちが一生懸命民族踊りを披露してくれました

 
また、380段の階段を上るきると視界いっぱいに広がる青のグラディエーションのラグーンが見渡せる素晴らしい景色も印象的だった。

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              展望台からの眺めは本当にきれいでした

最後に今回利用のクルーズ船マーメイドⅡ号の話をすると
全部でゲストキャビンは9室で今回は18人で満室だ。
 
部屋は少し狭いく上下2段のベットだが室内は清潔で、毎日ベッドメーキングやタオル替えもしてくれ、空調は効きすぎるほどでシャワーは熱いお湯も十分で(皆が同時に使うとチョロチョロとなるが)快適だ。

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マーメイドⅡ号のの客室 2段ベッドだが清潔で心地よい
 
談話室やサンデッキも広く伸び伸びと寝転んで寛げる。
ダイニングルームは18人では少し狭く感じるが食事は我々の味覚に十分あった料理を毎日メニューを変え飽きさせないように工夫してくれている。
 
肝心のダイビングデッキは広く機能的でダイビング前の緊張感を和らげてくれた。
 
何よりも34本ものダイビングを楽しく、安全に潜れたのは12人のクルーと5人のダイビングガイドそして一人のDVD撮影プロと皆が朗らかで親切で細かいところまでよく気づきアシストしてくれたおかげであり本当に感謝します。
 
それにジャカルタから同行して頂いた主催者である「eDive」の高見沢 昇治、蛭子 泉さんにはダイビングのガイドからポイントの説明と何から何まで面倒を見てもらい本当にありがとうございました。
 
そして、今回ご一緒させて頂いたダイバーの皆様、色々ありがとうございます。
またどこかの海でお会い出来ること期待しています。

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バンダ島要塞で全員集合 
後ろはBandam ariaという標高500m程度の火山です

それでは楽しいダイビングをありがとうございました。
明日からはダイビングで遅れた確定申告書作成に精を出します。

(尚一部の写真は同行カメラマン Alexさんの写真を使わして頂きました
 ありがとうございます)


明日より4人の皇帝を意味する奇跡の海インドネシア・ラジャンパットへクルーズダイブに行ってきます。
 
それも今回は主催者が「アンボン・バンダ海・ラジャンパッドクルーズダイブ」と銘打つ特別企画なのだ。
 
通常ラジャンパットだけのクルーズダイブであれあば8日間のクルーズなのだが、今回はアンボン・バンダ海でのダイビングが追加され、最大30ダイブが予定されている11日間の長旅のクルーズダイブだ。

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                     ラジャンパットとアンボン、バンダ海
 
どんな内容かというと、主催者(edive)のホームページよりツアーの宣伝文句を紹介すると
 
 
「マクロの宝庫秘境アンボン、手つかずの珊瑚礁とドロップオフのバンダ海、そして、奇跡の海ラジャアンパットと、3つの素晴らしいダイビング地域を潜る超贅沢なロングクルーズ! パプアニューギニアとスラウェシ島の間に位置するマルク州の州都で、香辛料の輸出貿易で賑わい、スパイスアイランドとも呼ばれるアンボン。
 
ここはマクロの宝庫でもあり、新種のカエルアンコウをはじめ、レアなマクロ生物が盛り沢山!さらに、サメ、ロウニンアジ、バラクーダー、イソマグロなどの群れが訪れる、ダイナミックなドロップオフの擁する魚影の濃いバンダ海、まだダイバーの数が少なく、秘境のダイビングサイトです!
スパイスアイランドに上陸して、歴史の痕跡、カラフルなスパイスマーケット、フレンドリーな地元の人々の生活を垣間見たりします。
 
そして、後半は奇跡の海ラジャアンパットでたっぷり潜ります!
この3つの素晴らしいダイビング地域を潜る贅沢なダイビングクルーズを、ediveがチャーター!船は実績の高い快適クルーズ船、マーメイドⅡ。
1回限定の特別クルーズです!」
 
とある。
     
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今回乗船するマーメイドⅡ号


ラジャンパットに関しては最近日本のダイバーに広く知られるようになったのだが、
Raja Ampat(ラジャアンパット)は、インドネシアの西パプア州に位置し、Waigeo(ワイゲオ)、Batanta(バタンタ)、Salawati(サラワティ)、Misool(ミソール)の4つの大きな島と、600以上の小さな島々からなる、南北約350キロ東西約250キロにわたる地域のことを示すそうだが、
 
この地域は他のインドネシアの地域に比べて、地域の破壊もすくなく、大きく成長したハードコラルや、色とりどりのソフトコーラル、シーファンが幅広く群生しており、その種類の多さ、大きさ、カラフルな美しさが、一番の魅力とのこと。
 
この地域は海流の合流点であり、長い年月をかけた地殻変動や氷河期による海水面の上下変化により、海が閉ざされたり、つながったりを繰り返すことにより生物の多様性を育みハードコラルの種類は553種以上、リーフフィッシュの種類は1427種、蝦蛄(シャコ)類42種などが確認されているという。
 
 
このような、特有な海は201212月のナショナル・ジオグラフィック・トラベラー(電子版)の「絶対行くべき世界20カ所(Best Trips 2013)」の中でアジアからはインドネシアのラジャアンパット、ミャンマーのバガン、日本の京都の3カ所が選ばれているという。
 
それにはラジャンパットは
 
「海のアマゾン」とも呼ばれるラジャアンパットは、熱帯雨林の島々からなる諸島。
「奇跡の海」「生命の海」とも称されるほど多くの海洋生物が生息している。
地球上に存在するサンゴのうち4分の3の種が集まってできたサンゴ礁や、マングローブ礁、輝く砂浜があり、観光客はダイビングやクルージングを楽しむことができる。
とある。
 
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ラジャンパットの島々
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今回はこの「奇跡の海」ラジャンパットに加えて、「マクロの宝庫秘境」アンボン、そして「手つかずの珊瑚礁とドロップオフ」バンダ海が加わったのだ。
 
 
それでは、バンダ海、アンボンはどんなところかというと
 
バンダ海はインドネシア東部、スラウェシ島東、パプアニュウギニア島の西にあり、バンダプレートの上に位置し、活火山もあり、地震も多く、水深は深く、4,000m前後の範囲が広く、海域東部では6,000mを超えるところもある。
 
この広い海域に古代ローマ帝国の時代から中国などアジア諸国と香辛料貿易をしていが、その中心となったのがバンダ諸島でナツメグ、丁子などを生産していた。
 
この香辛料がヨーロッパにおいて高い価値を持つため、16世紀ポルトガル、スペイン、イギリスとオランダ4か国がが、この地域において独占権を得ようと熾烈な香辛料戦争を起こしている。
最終的に小さなバンダ諸島を支配したのはオランダだが、そのためにマンハッタン島をイギリスに譲渡までしている。
 
この戦争では、オランダにより、バンダ諸島の原住民のほとんどが虐殺されたり奴隷にされたりで、ほとんどすべてのものを失い、6000人以上の人が殺されたという。
 
それだけ当時は香料の価値が高かったのであろうが、オランダの繁栄はそう長くは続かず、フランスが「盗木」という知略で苗木を育成地より盗み自分の支配する植民地に移植し、イギリスもまた同じ方法でスパイスを各地に広げたため、香料諸島の苛烈な植民地政策は急速に意味を失てしまい、二世紀を経て島々はようやく以前の静けさを取り戻した。

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バンダ諸島
 
 
興味ある歴史であるが、肝心のダイビングはどうかというと
 
バンダ諸島の周りのダイブサイトはドロップオフで透明度も良く、その壁は多くのサンゴやカイメンに覆われ、地形的にも複雑で通り抜けなども楽しめる。
 
またバンダ諸島から少し離れた死火山のマヌックでは膨大な数のウミヘビが集まる地域の一つと知られ、またタカサゴ、イソマグロ、サワラなどの回遊魚が楽しめるという。
 
ヌサラウト島周辺やアンボン湾はマクロ生物の宝庫といわれマクロ派には堪らない場所だ。
スラウェシ島北端のレンベと同じくマクロが中心だが、レアなマクロ生物が盛りだくさんとのこと。
 
マクロにはあまり興味がないが、綺麗で変わった形の小魚などは是非見てみたいと思うが・・・。
 
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ラジャンパットのダイビングはかなり前から候補の一つであったが、どうしてもマクロのイメージが強く優先順位が低く中々実現しなかった。
 
が、しかし、今回、ediveの特別企画「アンボン・パンダ海・ラジャンパットを巡るダイブクルーズ」を知り参加することを決心したのだ。
 
切っ掛けは昨年9月のコスタリカ・ココ島ダイビングで乗り合わせた九州の中年夫妻と懇意になり、帰国後メールのやり取りしているうちに次のダイビングについてお互いにラジャンパットに行ってみたい思っていた事が分かり、それでは実現しようとなったわけである。
 
 
私の場合、九州の夫妻とは別ルートで手配したのだが、いつもは順調に手配が進むのだが今回は紆余曲折、色々問題がありました。
 
10月始めにいつもお世話になっている旅行会社を通じて今回の主催者であるediveに申し込んだが、満席でキャンセル待ちとなってしまった。
 
同行する九州の夫妻は別ルートで席を確保していたので焦ったが、12月の初めに本契約時にキャンセルが出る可能性があるという一言を信じじっと待ち、やっと本当に12月始めにキャンセルが出て参加できるようになった。
 
しかし、約2か月待つ間に円がユーロ対してどんどん安くなり10月始めが1€が136円、契約時は148円。
船賃が3300€だから4万円近く高くなってしまった。
 
更に、今日(25日)現在133円だから本当に一番安くなった時に契約することになったのだ。
 
国の実力だという為替が4か月足らずの期間に一割近くUp/Downするのはやはりおかしいのではないか。
企業のコストダウンや歩留り向上など真面目にやってられないのではないか・・・。
これもお金で金儲けに群がる行き過ぎた金融主義のなせる果てか。
 
 
また、飛行機に関しても色々問題がありました。
 
当初予約完了していた27日午前発ガルーダの成田/ジャカルタ便が1月に入って突然欠航になり、羽田深夜零時ごろ発に変更になってしまった。
 
これだとジャカルタでアンボンまでの国内線への乗り継ぎに18時間も待たなければいけなく大問題だ。
 
ジャカルタでオプショナルツアー参加を検討し、候補となったジャカルタから車で3時間ばかりの温泉と火山の町バンドンへのツアーだ。
しかし、このツアーは当日ジャカルタ発の飛行機に乗る人はお断りだという。
 
ジャカルタの交通渋滞がひどくツアーが予定通りに行けるかわからないということらしい。
過去に色々渋滞で飛行機に乗れなくなったというようなトラブルが発生したのであろう。
 
 
ということで、ジャカルタでのオプショナルツアーをあきらめて、ジャカルタでの待ち時間がもっとすくない便を色々探してもらったが
 
ガルーダの関西発バリ島経由はバリ島/ジャカルタ便への待ち時間が少なくちょっと遅れたらすべてがダメになってしまうため没。
 
JALの成田/ジャカルタ便は往路はいいのだが復路にジャカルタで一泊必要となりかつ航空券も高くなりかなりの出費となり没。
 
ガルーダの羽田10時ごろ発のGA9353を提案されたが、よく聞くとANAとのコードシェア便だという。
 
JAL大好きで、ANA嫌いの私としては難色を示したのはゆうまでもない。
 
最近のANAは一部の国会議員を味方につけ国交省を抱き込みJALいじめに好き放題なことをしている。
羽田枠の拡大でもスカイマークの共同運航でもなりふり構わない。
 
もともとJALが破綻したのも国交省の無計画な国内空港の乱立を容認し、そしてJALに各空港に採算の取れるはずもない運行を押し付けてためなのだ。
 
そんな国交省が今では政権が変わったからといって手のひら返すようにANAのゆうなりにJALを虐めている。
 
判官贔屓ではないが、ANAには乗りたくないと常々思っている私だが、今回このANA とのコードシェア便にはずいぶん躊躇したが、ガルーダのチケットを買うということともう時間がない事で自分を納得させやっと決まったのが出発の一週間前だった。
 
 
更に問題が、ということより頭に来たこと言う事は三井住友海上の海外旅行保険の加入に断られたことだ。
 
私はこの十年来(40回以上・・)三井住友海上の海外旅行保険「ネットde保険@とらべる」をインターネットで加入出来、かつリピーターには5%安くしてくれたのでズーと利用していたが、
先日いつものようにインターネットで手続きをしていざ契約という段階になり「70歳以上の方は契約できません」というメセージが出たのだ。
 
昨年9月ココ島へ行ったときは問題無かったのに一体どうゆうことかとコールセンターに問い合わせると、今年1月より規約が変わり、70歳以上の人はインターネットでは契約できず代理店で対面して手続きすることになったという。
一月中は猶予期間でインターネットで契約できたという。
 
何故10年来の70歳以上の対象者であるリピーターに連絡がないのだと噛みついたが後の祭りだ。
 
要は多分、高齢者の事故が多くなり採算を上げるため、代理店の対面交渉として、顔色など見るか、医師の診断書などを出さすことで篩い落とそうとしているのだろう。
 
確かに診断書をとれば医師の責任になるし、診断書の発行も5000円ほど費用が掛かるため脛に疵持人たちを排除できるかもしれないが、金儲け主義のいやな会社だ。
一辺に嫌いになってしまった。
 
勿論70歳以上でもインターネットで契約できる保険会社は多くある。
私は今回、損保ジャパン日本興亜に加入した。
条件も金額も全く同じだが、リピーター割引がなかった分だけ高くなったがこれからはここにお世話になろう。
 
 
出発前の色々個人的な問題があったが、明日からは順風満帆な旅が期待できるものと信じている。 が・・・。
 
明日は夕刻伊丹から羽田に移動し羽田空港内のホテルで一泊し、羽田10時の飛行機に乗る予定だが、関東地方は今日から明日にかけて大雪とのこと。
明日の夕刻そして翌日の飛行機に影響なければいいのだが・・・。
 
 
でも、今までこれだけ問題があったのだから、明日からはもう何も問題が起きないとものと信じて、これより赤道直下の常夏の海に行ってきます!!

今回掲載写真は全てインターネットより借用しました。
ありがとうございます。
 

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