「ブリューゲル「バブルの塔」展」の方はそうはうまく行かず、朝9時半の開館に、9時頃行ったのだが既に長い行列が出来ており、館内は展示品の壁沿いに長い行列となり、列から出入りが出来ず、自然と意図としない間に出口に来てしまい、12時頃には退館させられてしまったという感じだった。
まず、

何と言っても今回の目玉は「始祖鳥」だ。
今回のものは「ロンドン標本」と言われるもので、ドイツのジュラ紀後期(約1億5000万年前)の地層から1861年に見つかったものだ。


しかし、今回のケースは当時ドイツの研究者はこの始祖鳥の価値を正確に把握できなく、この記念すべき骨格標本はロンドンに持ちこまれたということらしい。
更にピルトダウン人の頭骨復元まで展示されていた。
もう一つ、”呪われたアメニスト”という大きな宝石が展示されていた。

東京都美術館の「ブリューゲル「バベルの塔」展」


旧約聖書「創世記」に神は自分の姿に似せて人間を造ったが、誘惑に負けたアダムとイブは楽園を追放され、地上に降りた後数を増やし、騒々しく、堕落し、神を敬うことしなかったので、神は怒り、「ノアの洪水」や火の雨を降らしソドムの町を焼き尽くしたが、人間は懲りず天にも届くバベルの塔を建設し始めたため、神の怒りをかい、建設を止めさせるため民族毎に言葉を分けてしまたという。

・一枚目:イタリア時代に描かれたもので現存しない
・二枚目:1563年ごろの作品でウィーン美術史美術館所蔵 (大バベルと呼ばれる)
・三枚目:1568年ごろの作品でボイマンス美術館所蔵 (小バベルと呼ばれる)


おまけでこんな絵がありました。


(オールドマスター西洋絵画の巨匠たち)
・入館料 1,600円 音声案内 550円 展示品図録 2,500円





