日本の首相として、7年ぶりに中国を公式訪問し、習近平国家主席らと会談し、
27日に帰国したばかりで、間を置かずに今度はインドの首相と会談に臨んだ。
実は、インドと中国は国境が接していて、軍事・貿易両面で常に緊張関係にある。
今回の訪問で、中国が進める一帯一路に、条件付きで協力姿勢を打ち出した安倍首相として、一帯一路に警戒感を示す、インドのモディ首相を別荘に招き、腹を割って、日本の真意を説明したいとの思いもあるとみられる。(28日フジテレビ)


安倍首相とプロシャント氏との面会は、旧日本軍の行為に不快感を残すアジア諸国から反発を招くとして、周辺からは懸念する声もあり、面会せずに帰国をとの進言を、首相の判事への思い入れは強く、首相はこれらを退け実現したものである。
インドのパール判事は東京裁判(極東国際軍事裁判第二次世界大戦で日本が降伏した後の1946年5月3日から1948年11月12日にかけて行われた、連合国が「戦争犯罪人」として指定した日本の指導者などを裁いた一審制の軍事裁判のことである。)に対する意見書で、戦勝国が事後法により敗戦国を裁くことに疑問を提起し、原爆投下を批判した人物として知られる。
尚、1966年昭天皇より勲一等瑞宝章を授与されている。

極東軍事裁判(東京裁判)の様子
パール判事(故ラダビノード・パール)は判事全員一致の有罪判決を目指す動きに反対し、平和に対する罪と人道に対する罪は戦勝国により作られた事後法であり、事後法をもって裁くことは国際法に反するなどの理由で被告人全員の無罪を主張した人で又、日本に対して自国側から宣戦したソ連及びオランダが本件の訴追国であることの裁判の矛盾を指摘している。
そして、安倍首相との会談についてプロシャント氏は、「非常に喜ばしいこと。父の公正な判断が人々の記憶にとどまっていてくれることを誇りに思う」と、また「戦争の片方の当事者のみを戦争犯罪で裁くことが可能だとは思わない」と父親の判定に同感を示したと言われる。

インド独立活動家・チャンドラ・ボース
こんな友情あふれる大切な国インドであるがまだ行ったことがなく、ダイビング主体で選ぶとインドはダイビングには縁遠い国と思っていたが、考えてみると有名な「ゾウと泳げる海」があるのはアンダマン・ニコバル諸島 で、インド東部のベンガル湾に浮かぶ、インドに属する島々だった。

インド・アンダンマン・ニコバル諸島のダイビングは透明度抜群
あまりにもインド本土から離れ、タイかマレーシアに属するのかと思っていたほどである。
ここは活火山の海で、透明度抜群でカラフルなソフトコーラルとハナダイヤの乱舞する海なのだが、インドから遠く離れており観光とダイビングは同時にはできそうもないので、今回は、ダイビングは次の機会にし、インドの観光に徹する旅としました。
旅行案内書ではインドは日本の9倍の広さがあり、28の文化遺産、7つの自然遺産、一つの複合遺産、合計36の世界遺産があるという。
今回観光で訪れるところは北部エリアが中心だが、それでもこのエリアには16もの世界遺産が点在している。

インド主要都市地図 今回は北部エリアの観光
8月のスリランカの旅行では九州ほどの大きさであったので車で8つの世界遺産の内6つを駆け足で観光したが、広大なインドではとても全土を短期間では廻れないので北部エリアを中心に限定して廻ることにした。
それでも移動手段には飛行機、車、列車と変化に富んで、それぞれで広大なインドの大地を悉に眺めることが出来そうで大変楽しみだ。
訪れるところはデリーからパラナシ移動して仏教の聖地サルーナートで大きなストゥーバ等、そしてガンジス川のヒンドゥー教の夜の儀式「アールティ」や早朝ボートで沐浴風景など見学。

仏教の聖地サルーナートのストゥーバ
ガジュラホではガジュラホ遺跡や各寺院観光
ジャンシーではオルチャ遺跡観光
アグラでは早朝のタージ・マハル鑑賞
シャイプールでは風の宮殿・ジャンタル・マルタン・アンベール城等々







