明日から、成田ヘ行き一泊して、そして明日ガラパゴスへ出発します。
本当に長かった。
一年ほど前にツアー参加の予約をしてから今日まで、病気せず、怪我せずで(海外クルーズ船は自己都合でのキャンセルは支払ったお金は殆ど戻ってこない事が多い)頑張ってやっとここまで来ました。

リスクを覚悟で、一年も前に高いお金を払ってまで何故ガラパゴスに・・・。
大物好きのダイバー(いや全てのダイバーかも)には、ダイバーに成ったからには一度でいいから行ってみたいと思うところなのだ。ハンマーヘッド、ジンベイ、サメ、アシカ、イルカ 、カメ、回遊魚・・・・
がごく普通にそれも大量に見えてしまうのだ。



たったそれだけで・・・ダイバーに成ってみないとわからないことかも。
だが、ガラパゴスはダイビングだけでなく、言うまでもなく、ダウインの進化論の舞台となった場所であるが、私としては、この島々自体がハワイと同じホットスポットが形成した火山諸島で、ナスカ・プレートの移動とともに島々の位置が変わるというプレートテクトニクスの現場であるということに興味津津であるのだ。

さて、本題の魚の話に戻すと、見れる魚は自然が相手であるから当たり外れがある。
ガラパゴス周辺は、北大西洋のグリーンランド沖で冷やされた重くなった海水が底層まで沈み込み、世界の海洋の底層を1000年もの時間を掛けて流れる深層循環流がアメリカ大陸にぶつかり上昇する場所なのだ。
この深層循環流はゆっくり流れる間に養分を溜め込んでいるため、これが湧き上がるところは魚が豊富なわけなのだ。
しかし、この雄大な循環システムも数年に一度発生するという、エルニーニョにより状況が変わる。
エルニーニョによりアメリカ大陸西側海面に温かい海水が停滞すると、深層循環流が海面近くまで上がってくることが出来ず、魚が少なくなり、ダイビングにも漁業にも好ましくない状況になるのだ。
それでは、今年はエルニーニョはどうなのか?
7月11日の気象庁の発表では
「気象庁は11日までに、南米ペルー沖の監視水域で海面水温が基準値に近づき、昨年10月から続いていた、エルニーニョ現象が6月に終息したとみられると発表した。今後秋にかけてエルニーニョ現象もラニーニャ現象も起きていない平常の状態が続く可能性が高いという。」
ブラボー!!
海況よし、体調良し、待ちに待ったガラパゴスだ。
思い切り楽しんできます。
追記
例によって、やっと出発間際にダイビングの写真を整理してホームページに掲載しました。今回は頑張って2件同時掲載です。
「九州・玄海灘グルメ&ダイビングツアー」
(http://traveldiv.net.jp/kokunaiarchives/KyusyuGenkainada20190725/KyusyuGenkainadaDivingmain.html)
「宮城県・女川/石巻グルメ&ダイビングツアー」
(http://traveldive.net.jp/kokunaiarchives/Onagawa2Ishinomaki20190802/Onagawa2Divingmain.html)
前々回の宮城・女川、前回の静岡・神子元のダイビングからカメラ(TG-5)の防水ハウジングの調子がおかしい。
女川ではケース内が曇り、神子元では私の蓋の締め方もまずかったが水没してしまった(カメラ本体は無事だった)。
自宅で、水を一杯に入れたバケツで一時間以上の水没テストをするとわずかに漏れが見つかり、新品のOリングでグリース十分塗布して同じテストをすると、水滴が2つほど見つかった。
どうも、思うに、水中ライトなどを装着するためのグリップベースをハウジングに取り付ける時きつく締め付けしすぎてハウジングが歪み水封機能が低下してしまったのではないかと推測している。
このままの状態で、折角のガラパゴスで水没して写真が撮れなくなるのは困るので、流れが強いところなどで操作性がいいアクションカメラの持参することにした。
数ヶ月前にSonyのアクションカメラRX0を6万円ほどで購入しているが、これは本体は10m防水だが、水深40m耐用の防水ハウジングは、本体より高い8万円もするためチョット手が出せず、インターネットをチェックしていたら、なんと6千円ほど(1500円引きのクーポンが付いて)で、「本体+防水ケース(40m耐用)+リチウム電池2個+取り付け器具一式+キャリングケース+その他 」なるアクションカメラが見つかった。


ホントかよと思いつつ、6千円につられて購入してしまったが、届いた商品を試し撮りした範囲ではそこそこ綺麗な画像(4Kx2000万画素)だった。
でも、これがすぐ壊れてしまいガラパゴスの写真が撮れなくなるのも困るので、使い慣れたTG5の一時的に使用するための防水ハウジングを探していたら、これ又ありました。 「60m防水+漏水検知付き+赤色フィルター付き・・・」で値段が19、990円。
早速購入してチョット見た感じでは
オリンパスの純正品より一回り大きく、頑丈そうで、かなり重い。
シールはOリングが2重構造で、内部に水分を感知する電子装置があった。
操作ボタンはかなり重たく強く押さなければ作動しないこともありチョット心配だ。

結局の所、今回のガラパゴスはアクションカメラとTG5で、それも中心がサードパーティ品を使用して臨むことにしたが、”安物買いの銭失い”にならぬよう、せめてこのガラパゴスだけでもいいから正常に動いて欲しいものだ。
いいチャンス(本当は大切なガラパゴスで試したくはなかったのだが)だから、サードパーティ品がどこまで使い切れるのか色々試して見ようと思う。
コメント